【職業選択】将来の仕事に迷ったら医療職を目指そう
将来やりたい仕事がない……でも給料は平均的に欲しいし、ちゃんと休日も取れて
そこそこやりがいのある仕事があったらな。
普段の生活を何気なく送っていると「もう来年は高校3年生か……そろそろ本格的に進路決めなきゃ。」と将来のことを考えなければならない瞬間がやってきます。
そこで今回は「将来安定していて、職に就くことができれば食いっぱぐれることのない仕事はないのか!?」といった将来の職業選びに悩んでいる方に向けて解説していきます。
本記事の内容
- 職業選びで迷う要素
- 迷ったら医療職を目指すべき理由
- 実際に医療業界で働いた経験から
今回は上記の3点に内容をまとめて解説していきますのであなたの近い未来の参考にしてみてください。
職業選びで迷う要素
職業選びで迷う要素ですが人それぞれ違うと思います。その多くの要素を下にまとめてみました。
- 仕事内容
- 安定
- 給料
- スキルアップ(将来性)
- ワークライフバランス(残業、休日)
この5つの要素を医療職に当てはめていきます。
①仕事内容
まず、普通に働くにも何をするのかを知らないと将来働いているイメージができません。
医療職であれば仕事のことをネットで検索したり、SNSで職業のことをで発信しているアカウントをフォローすることで情報が簡単に入手できます。
最近では専門学校や動画サイトで実際に現役で働いている方の様子を見ることができるため、将来自分が働いているイメージがしやすいです。
また、医療系の専門学校ではオープンキャンパスが開催されているので気になった職種の仕事内容について学校の人に聞くこともでき、実際に簡単な職業体験をさせてくれるとこもあるので、いざ仕事をした時に「こんな仕事するなんて聞いてない……」といったミスマッチも限りなく減らすことができます。
このように医療系専門職であれば、将来どこで働くのか、どのような仕事をするのか予想できるので仕事内容の不安は限りなく減らすことができます。
②安定
どんな職業でも目指す上でその業界が将来安定しているのか、長く勤めていけるのか気になると思います。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて多くの企業ではIT化などが進みました。身近なものとして
受付窓口の無人化、レジ業務の自動化、無人のジム営業など人の働き手が減っています。
しかし、医療職はIT化が進んで仕事の負担が減ることがあっても必ず人の手が必要になります。
「患者の体調管理、心のケア、その人に必要な適切な検査、適切な医療機器の使い方、介助や移動の補助」など挙げればキリが無いほどにロボットだけでは任せることのできない業務が存在します。
また最近では超高齢化社会問題が深刻化しているため、医療業界では人手不足とさえ言われています。
医療職は人が生きている限りなくなることはありません。むしろIT分野などを取り入れることでより安全な医療を提供できる思います。そのため医療分野の職種は安定してると言えます。
③給料
仕事を選ぶ上で特に重要視するのは「給料」では無いでしょうか。
結論、医療職の給料はその職種によって前後します。
その要因としては
・夜勤の有無
・残業の有無
・賞与の割合
この3点が給料に反映している割合が多いと思います。
医療職は務める病院によって給料形態が違いますが基本的に給料は大きく変わりません。(資格の違いにより手当が変わる場合もあります。また、インセンティブといった報奨金はありません)
上記の中で給料に影響するのは夜勤業務の割合です。
夜勤業務を1回あたり+数千円〜数万円といった形で月に何回かやることで収入を増やすことができます。
募集要項などに書いてある夜勤業務の手当を確認すると、どれだけ給料に反映しているかがよくわかります。
医療職では救急対応や手術対応も業務の中にあるのでどうしても残業が必要な時があります。残業も給料の割合としては高いですが施設によって変わります。
賞与についてですが病院ごとに変わってきます。年間で1ヶ月のところもあれば、4ヶ月の病院もあります。一般企業との違いとして賞与の倍率はほとんど変動しないことだと思います。これは医療業界があまり景気に左右されないからだと思います。(実際に賞与の倍率が変動した経験は今のところありません。)
④スキルアップ(将来性)
医療業界では病院の規模によってスキルアップできる幅が変わります。
小規模病院(100床未満)
➡️ 少人数のため、短期間で基本的な仕事を浅く広く学べる傾向がある。また、専門病院だと学ぶことが限られるが専門性を高めることができる。
中規模病院(200~300床)
➡️ 2次救急などの受け入れもあるので救急対応や日常業務まで幅広く学ぶことができる
大規模病院(300床以上)
➡️ たくさん症例があり、最先端の医療を学ぶことができるが各科やモダリティごとに細かく分かれているので学びたい分野に配属されるかはわからない
上記のように専門性を磨くために小規模病院に務める選択もでき、多くの症例や経験を積むために中規模、大規模病院に務めるといった選択肢もあります。
また、医療職では転職して新たな知識を身につけることが一般的なため、最初から小規模病院に勤めたからといって不利になることはないです。
医療分野はとても幅が広く学ぶことが多いため、勉強や仕事をしているうちに興味がある分野が見つかると思います。
⑤ワークライフバランス(残業、休日)
病院は救急対応や入院患者がいるので365日稼働しているところが多いため、基本的にシフト制を取り入れているところが多く見られます。(※公立病院などは除きます)
シフト制のメリットとしては、
・平日に休みを取ることができる
・プライベートを充実させやすい
・夜勤明けなどに合わせて休みを取ることができる
反対にデメリットは、
・暦通りに休みを取ることができない
・一般企業に勤めている友達や家族と予定を合わせられない
・連休が取りづらい
病院の働き方としてシフト制を取り上げましたがクリニックや施設により、働き方は変えることが可能なので「シフト制は、、、無理。」と諦めなくても大丈夫なので安心してください。
迷ったら医療職を目指すべき理由
上記で職業選びに迷う要素を挙げてきましたがやはり医療職といえば、、、
・国家資格なので取得してしまえば一生物になる
・一般企業に比べて就職、転職がしやすい
・リストラなどのリスクがほとんどない
正直、国家資格さえ取得してしまえば就職に困ることはありません。
特に看護師は高齢化社会の影響もあり、引くてあまたの状態が続いています。法律的にも看護師は病院に一定数配置しなければいけないので人員を削減するのも難しいです。そのため、就職先に困ることはありません。
また、病院でリストラなどが少ないのも医療需要が高くて安定していることや医療には高度な専門性が必要なため、一人一人の人材教育に注力しているためです。
(せっかく育てた人員を自ら手放すことなど余程のことがなければしません)
実際に医療業界で働いた経験から
医療業界に入ってから5年程経ちましたが医療の重要は常に高まっている実感があります。
特に急性期の病院では救急対応の受け入れが多くありますので需要は高いと言えます。逆に慢性期の病院では急性期で治療が行われた患者のケアやリハビリなどを行います。このように今後も一貫した医療が必要な時代が続くと考えられます。
これからの時代は高齢者が増え、若者の数が減少する未来が予想されるのでますます医療従事者の需要が高まってきます。
この記事を読んで将来に不安を抱えている方や安定した生活を求めている方は医療職を目指すのもありではないでしょうか。